家を建てる前に知っておきたいのが、工法の種類とその特徴。
それぞれのメリット・デメリットをしっかりと把握して、理想のマイホームにぴったりの工法を選びましょう。
日本で採用されている代表的な工法は以下の4つ。
チラシやインターネットで当たり前のように飛び交っている4工法。しかし、「今さら違いについて聞けない…」という方もいらっしゃるのでは? それぞれの特徴を理解して理想の家づくりに役立てましょう!
日本の家屋の約7割を占める工法
日本に古くからある伝統工法を現代に合わせてアレンジ。柱と梁で支える構造で、間取りの自由度が高く、狭小地にも対応可能。鉄やコンクリートに比べて軽くしなやかで、比較的低コスト。ただし、職人の技術力が問われる。
【メリット】
【デメリット】
工期が短めの壁で建物を支える工法
アメリカ発祥で木造枠組壁工法ともいう。断面が2×4インチ(38×89mm)の間柱と合板などで作ったパネルで箱状の空間を作り、建物の荷重を支える工法。比較的工期は短めで、高気密・高断熱。職人の技術による差が出にくい。
【メリット】
【デメリット】
柱と梁に鉄骨を使う広々空間が可能な工法
基本的な考え方は在来木造軸組工法と同じだが、柱と梁に木ではなく鉄骨を使用し、より強度を増した工法。
【メリット】
【デメリット】
鉄骨とコンクリートを用いた頑丈な工法
型枠の中に鉄筋を格子状に組み、コンクリートを流し込んで固めた躯体が特徴。引っ張る力に強い鉄筋と、圧縮に強いコンクリートは好相性でとにかく頑丈。また、耐震性・耐火性・防音性にも優れる。RC構造とも呼ばれる。
【メリット】
【デメリット】
出典元:一般財団法人 住まいづくりナビセンター発行「家づくりABC」P.13より
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。